ドクター紹介

院長:清水 宏康

略歴
1995年 九州歯科大学卒業
1997年 清水歯科クリニック開業
2005年 米国タフツ大学歯周病、インプラント科大学院入学
2008年 最優秀外科医賞受賞、同大学院卒業
米国歯周病学会 (AAP) 認定歯周病、インプラント専門医 取得
2009年 米国歯周病学ボード認定専門医 (Diplomat of Periodontology) 取得
2020年 日本歯科医療評価機構インプラント認定医


自己紹介

歯科大学卒業後、一般開業医にて勤務そして開業と順風満帆な歯科医師人生を歩んで参りましたが、その一方、患者様にとっても自身にとっても満足の得られる治療はないかと、ひとり悩んでおりました。そこで、卒後10年に迫って来た折に、一念発起し、アメリカ留学を決意しました。

とは言ってもその時は、旅行英会話でさえもままならぬ英語力でしたので、とても留学などを口にできる語学レベルではありませんでした。アメリカの大学、大学院に入学するためには、 TOEFL というテストをクリアしなければならないので、毎日、朝、仕事の前と夜、仕事の後に英語の勉強を積み重ねました。その甲斐あって、無事,留学に必要な点数を獲得し、願書提出までこぎつけました。

その後、書類選考、面接とまたたくまに進み、2005年9月にアメリカ、ボストンにあるタフツ大学歯学部歯周病、インプラント科に入学しました。

タフツ大学歯学部歯周病科は、古い歴史があり、歯周病学の教科書で目にするような有名な歯周病専門医を多数世に輩出し、その教育内容は、 clinic based といって、実際の治療技術を磨くことに重点を置いています。また、日本での恩師も同校を卒業しているので、タフツ大学を留学先に選びました。

入学後、5人の同期生と出会いました。アメリカ人3人にサウジアラビア、韓国からの留学生です。5人とも優秀でアメリカで歯学教育を受けていたので、3年間公私ともにお世話になりました。苦楽を共にした今でも連絡を取り合う良き友人です。

 

大学内での立場は、 Post graduate student ( 大学院生 ) であり、 Clinical resident( 歯周病専門医としての研修医 ) であり、 Teaching staff (学生の指導教官)ですので、病院で患者さんを治療しながら授業テストを受け、学生の指導を するといったスタイルで3年間過ごしました。1年目は、履修科目も多く、なんとか、同期生についていくために、人生の中で最も勉強した時期ともいえます。 また、英語力もここでは、全く歯がたたないことが入学後すぐに判明して、いろいろな場面で、非常につらい思いをしたのを記憶しています。

2年目になると、だいぶ、問題のあった英語力も改善し、いろいろな面で自信を回復してきました。 Teaching も始まり、学生からいろいろな質問を浴びるたびに教官として求められているより専門的な知識を教授しなければと襟を正していました。担当患者数も増え、毎日、疲労困憊していましたが、非常に充実した毎日を過ごすことができました。

3年目になると、毎朝の論文セミナー以外は、履修科目がないので、ほとんどの時間を患者さんの治療に当てることができました。そして、それまでに蓄積した治療結果に関するプレゼンテーションをする機会が増え、教官の考えを聞くのではなく、自分なりの考えを伝えるといったより能動的なトレーニングが要求されました。そして、卒業をするのに必要な治療ケース数を終了し、全ての教官の前で最終プレゼンテーションを行い、無事3年間で卒業することができました。

卒業して思うことは、留学先のアメリカでは、歯科医師は学生時より、各専門医と共同で治療に携わるチームアプローチの必要性、有効性を学んでいました。卒業後も彼らはその経験を活かし 地元の専門医と連携をとり、より患者様のニーズに合致した、質の高い治療をすべく日々の診療活動に従事しています。ひとりの歯科医師ができることは、当然限られていますので、日本の歯科でもこういったシステムーチームアプローチーが普及することを希望しております。

副院長:清水 清恵

はじめまして、清水歯科クリニックの 清水 清恵 です。

早いもので、ここ、篠崎に1997年に開業して十余年がたちます。

当医院で矯正治療を受けたお子様がお健やかに成長、成人し、歯科衛生士の仕事に就いたなどという嬉しいニュースをいただいたり、お母様のおなかにいたころを存じているお子様の本格矯正をスタートさせたりと、月日の流れの速さを感じます。

と、同時に地域のホームドクターとして患者様と末永くお付き合いできるようにと日々診療に取り組んできた成果をいろいろな形で感じられるようにもなっております。

こどもの矯正日記(ブログ) - 治療写真あり

私の目標はやはり、健康な永久歯列の育成にあります。

虫歯のないこと、きれいな歯肉、整った歯並び、かみ合わせであることが何と言ってもお口の健康には欠かせません。

と同時に、整った歯ならび咬み合わせは一生を通じて虫歯や歯周病、その他の歯にかかわる疾患の最強の予防ツールに なります。ですから虫歯の治療や歯肉の治療をご提供するのはもちろんなのですが、健康な永久歯列の育成のためには咬合誘導や歯列矯正といった歯並びやかみ 合わせに関する治療も特別なことではなく同じ目標に向かっての必然的なものとして患者様にご提供できるように日々診療に取り組んでいます。

当医院は1歳半くらいのお子様から、80歳、90歳という幅広い患者様の層に恵まれておりますので、それぞれのライフステージでの歯の状態、歯へのへのかかわり方の違いを目の当たりにしております。

精神的にも肉体的にも時を重ね成熟した方々は皆さん、歯の重要性をとても理解してくださっております。しかし、残念ながらそれに至るまでの長い間に歯を失ってしまっていることが多いです。

若い時に気を付けていればね、とおっしゃられるのを胸が痛む思いでうかがうこともしばしばです。治療自体も複雑になるし、長期にわたります、その 上、手の施しようがなくなってしまっていることだって少なくありません。最近では歯並びに対するご関心も深く、子供のころにしておけばよかったと、矯正治 療が身近になっている今の子供たちをうらやむお声を耳にすることもしばしばです。

歯の病気をもっともっと減らしたい。

虫歯も歯周病も、不正咬合もなってしまっても仕方がない疾病ではないと思います。歯科医師が患者様に適切な時期に適切な治療や予防法をご提供することでもっともっと減らせる疾病かと理解しています。

健康な歯、歯並び、かみ合わせを育成するために歯科医師がしなければいけないことを地道に確実に行う、それがホームドクターとして私がしなければならないこと肝に銘じ日々研鑽しております。一生、健康なお口で過ごせるよう、ご一緒に健康な永久歯列の育成目指しがんばりましょう

略歴

1995年 九州歯科大学 卒業後、勤務医時代にスタンダードエッジワイズ矯正、MEAWを研修、技術習得。包括的に患者様のお口のケアをできる歯科医師目指し、矯正治療だけでな く、審美補綴治療、インプラント、GBR、レーザー治療、義歯、根管治療など多岐にわたる研修会に参加。
1997年 1997年に清水歯科クリニック開業。

 

開業後、1998年~1999年

システィマティックでシンプルな治療のできるストレートワイヤーテクニックを舌側矯正の大家である小谷田仁先生の矯正実習コースにて、研修、技術習得。
一方、カリエスリスクテストの予防への貢献度の高さに着目し、研修会に参加。当医院でシステム導入を開始。

1999年~2000年

咀嚼運動(食事を食べるときの顎の動き)を考慮した咬合論に興味を持ち、シロナソグラムの解析などを用いての臨床生理咬合を研修。

1999年~

咬合誘導の必要性、非抜歯矯正を円滑に行うために床矯正コース、3Dリンガルテクニックコース、3Dテクニックアドヴァンスコース、定期的に受講、技術習得、現在も定期的に症例検討会など参加。

2007年~2008年

米国にて審美的矯正治療のひとつであるインビザラインの臨床症例の講義を聴講。現地の矯正専門医のクリニックにて研修。

平成21年~

包括的歯科治療の大家である筒井照子先生の、筒井塾矯正コースに受講、技術習得。 以後定期的に症例検討会などに参加し、研鑽中。
筒井塾T-アライナーコース受講、以後も症例検討会など参加。

2009年

舌側矯正の大家である小谷田 仁先生の舌側矯正実習コース受講、技術習得
マウスピース矯正のさきがけである宮島教授のアクアライナーコース受講、認定医習得
デーモンシステム( 調整直後の患者様のお痛みが著しく少ないことで認知度が高い)の星野教授のセミナー受講、ブラケット治療では唯一歯槽骨ごと歯の移動が可能なテクニックを習得。
今後も定期的な矯正研修会に参加、不定期で必要と思われる新システムを学ぶべく学会、研修会に参加予定。

学会・スタディグループへの参加状況

日本一般臨床医矯正研究会 会員
日本成人矯正歯科学会 会員
咬合療法研究会 会員
日本小児歯科学会 会員
日本小児歯科研究会 会員
機能的顎矯正治療を考える会 会員
高橋矯正研究会 会員
包括予防研究会 会員
筒井塾矯正コースにて、包括的な歯牙移動について毎月研修会、症例研究会に参加